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こんばんは、、はじめ男爵です。
今回もはじめ男爵セレクトの中から「女座頭のお市」です。実は取り上げるかどうか非常に悩みました。発売されるタイトルがことごとく駄作という「Vシネレーベルの四天王の猫に小判」 ことエンゲルの作品ですから、お気に入り女優の有希比奈が出てなかったら本来スルーです。最初から質は期待してなかったので、記事を書くとしても元ネタになっている60年代の映画「めくらのお市」に関する話題でお茶を濁そうと思ってたんです。
・・・のっけから画面と合ってない変なBGMが流れっぱなし。全編通じて画面が暗く、ガンマ補正かけてもまともに見えないシーンばかり。時代劇なのに有希比奈が金髪のヅラ被ってる理由がわからない。目が光る演出はよく見るけどピンクってのは初めて。まだ26歳の星川みなみが40代後半にしか見えない。セリフも何言ってるんだかよく聞こえないところが多く、そのせいか日本語しゃべってるのに字幕が表示されるときがある。
ちょっとこれは。はじめ男爵はある程度エンゲル免疫があるはずなんですが、もう駄作なんて次元じゃありません。同好会だってもう少しマシな映画作れるんじゃないでしょうか。もし勝新が生きてたらスタッフ皆殺しになりかねません。で、もともと過大評価も甚だしい発売元エンゲルの紹介記事を見ると
盲目にして居合の達人―
女座頭が魑魅魍魎を斬る!斬る!
女の柔肌にこもる情念の喘ぎ・ ・・ 。
和製エロスここに極まる!!
現役女子大生・有希比奈。
若い肢体も露に、盲目の按摩という難役に挑む!
夜の性感マッサージやレイプシーンに悶絶!
違う意味で悶絶するよ。こんなのにマッサージされたくないです。
この映画に堂々と¥16.800(税込)という値札を付けるエンゲルはある意味漢ですよ。有希比奈にしても星川みなみにしてももともと演技が上手なほうではありませんが、 今回は出演したことそのものが間違いで巧拙を問うのは気の毒でしょう。目を覆いたくなる地獄の中、これが映画デビューというだけで悲惨な元二代目パイレーツ宇恵さやかの頑張りが涙ぐましいです、 脱いでなくても許します。
ちなみに俳優のVシネ四天王は竹内力、哀川翔、中条きよし、渡辺裕之らしいです。